旬の食材2020/07/02
〇なす(7月~9月) 夏、汗をかくことによって体内から失われやすいカリウムや貧血を防ぐ働きのある葉酸が多く含まれ、夏バテ予防に効果的といわれています。また、体内でビタミンAとなって、体の成長を促したり、視力や目の角膜を健やかに保ったり、免疫力を高めるなどの働きをするβカロテンも豊富に含まれています。 保育園では、汁や煮物、カレー、豚肉で巻いたりします。 〇ズッキーニ(6月~9月) きゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。「ぺポかぼちゃ」に分類されます。 1980年代頃から日本でも広まり始め、出荷量、消費量ともに増加傾向にある野菜です。 全体の太さが均一で、表面につやがあり、切り口がみずみずしい新鮮なものがおすすめです。 強い抗酸化力を持ち、肌の状態をよくしてくれたり、鉄分の吸収を助け、貧血の防止をしてくれるビタミンCや細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2、体の代謝状態をよくすることで、血行がよくなり、むくみの改善や肌の状態をよくする効果があるナイアシンなどの栄養価が含まれます。 ズッキーニは追熟させて食べるものではなく、新鮮な若い実を食べるもので、緑色や黄色のズッキーニがありますが、それらは種類の違いです。よく見かける細長い形のものや、丸いもの、ひょうたん型のものなど様々な種類がありますが、それぞれの栄養価は変わらないといわれています。 保育園では、サラダや炒め物、ラタトゥイユにします。 〇とうもろこし(7月~9月) 米、小麦と並び、「世界三大穀物」と呼ばれ、その主成分は糖質です。 不足しがちな食物繊維が豊富で、腸内環境を良好に整えてくれるため、便秘の予防効果も期待できます。 とうもろこしの芯にも栄養と旨味がたっぷりつまっているため、捨てずに活用することをおすすめします。 保育園では、その芯も一緒に炊くとうもろこしごはんが人気です。他にもサラダや汁など、たくさんのメニューに使います。 |