10月園だより 2022/10/01
季節は巡って「実りの秋」を迎えました。春、夏を経て、子どもたちも一回り大きく成長したように見える今日この頃です。先日、子どもたちと職員が待ちに待った『芋掘り』を行いました。食育の一環として、自然体験として、子どもたちにとって貴重な体験となりました。私たちも一緒に『収穫の秋』を楽しみました。保育園北側の畑『キラキラファーム』の土は、砂場の砂と違って少し黒っぽく粘り気もあって、カナブンの幼虫やミミズ、ゴミムシ(自然界の掃除屋と言われています)などもいます。初めは「うわ~」土を触るのをためらっている子もいましたが、艶やかな紫色のサツマイモ(紅あずま)も姿が見えてくると、友だちと一緒に掘り始めました。ミミズを見て「いや~~!」と言っていた子もいたので、「ミミズは畑の土を栄養満点にしてくれるいい人(?)だよ。」と話したら、子どもたちも興味津々。「じゃあ、カナブンの幼虫は?」と質問してくる子もいました。また、土に混ぜ込んでいたもみ殻(すくも)に気付いた子もいて「これは何?」と研究熱心な姿もありました。芋を掘りながら「こないだ(この間)大田で掘った時は、もっと簡単だったよ。」などと話してくれる子もいて、大田の畑は砂地だったのかな?おじいちゃんおばあちゃんが手伝ってくれたのかな?と会話を楽しみながら、園や家庭でも様々な体験をして、まさに『実りの秋』になっているのだな…と思いました。そして、今月は『ほくようっこ運動会』があります。園庭からは日々子どもたちと職員の盛り上がっている声が聞こえます。一人ひとりが頑張る種目やみんなと心を合わせて行うダンスやオープニング(ガード)の演技など運動会に向けて楽しみながら取り組む姿が見られます。本年の運動会もコロナ対策をした上で、制限がある中での開催となりますが、引き続き保護者の皆様にはご理解ご協力をお願いいたします。 園長 三成 美紀 |