8月園だより 2022/08/01
「ドーンドン!」ホールから聞こえてくる重低音は、5歳児クローバー組が『ほくようっこ夏まつり』に向けて練習している和太鼓の音。大太鼓、中太鼓、締め太鼓、平太鼓、竹太鼓など様々な種類の音が混じり合い、重なり、みんな真剣に楽しそうに練習に取り組んでいる姿が見られます。ほくよう保育園の夏の風物詩です。しかし、練習を始めた頃には新型コロナウイルス感染症の第七波、出雲市からの保育自粛要請…。夏まつりに向けて、4歳児たけのこ組はお店の準備を着々と進めていたのに…。夏まつりを楽しみにしている子どもたちと担任の気持ちを考えると本当に切なくなってしまった夏の始まりでした。 そんな中、園庭からは元気いっぱいに水あそびや泡あそびを楽しみ、「きもちいいね~!」と嬉しそうな子どもたちの声が聞こえてきます。全身を使ったプールあそびは大胆に。花壇の花を使った色水や石鹸水をもこもこ泡だててスイーツに見立てたままごとなど、木陰やテントの下で会話を楽しみながら遊んでいる姿が見られます。また、今年もキラキラファーム(4,5歳児クラスが育てている畑)には夏野菜が豊作です!ズッキーニの葉っぱは、まるでトトロの持っている里芋の葉っぱの傘のように大きく育っています!(実の方も育っています!)子どもたちの会話、つぶやきに共感しながら、夏ならではのあそびを工夫し、暑さに負けない強い心と身体を育んでほしいと思います。保護者の皆様には、行事の日程変更や自粛要請にご協力をいただきありがとうございます。この夏、感染症対策や熱中症対策を行いながらも、子どもたちが夏ならではのダイナミックな体験ができるように、暑い夏を楽しめるように、職員一同で取り組んでいきたいと考えています。 園長 三成 美紀 |