6月園だより 2022/06/01
雨上がりの陽射しで、鉄棒にぶら下がった水滴がキラキラ輝いています。水滴をじーっとのぞき込んだり、そっと指でなぞってみたり。子どもたちも、自然が描く風景を感じているのかな?と思いながら、その様子を微笑ましく見ています。この時期、各クラスには様々な小動物が仲間入りしています。オタマジャクシ、カニ、イモリ、メダカ、テントウムシ(幼虫~成虫まで)、カタツムリなどなど。子どもたちは観察したり、餌やりして飼育を楽しんでいますが、職員も子どもたちと一緒になって図鑑を見て生態を調べたり、餌槍をするたびに「きゃー!食べた!!」と大はしゃぎをしながら飼育している様子に、子どもたちと一緒に本気で取り組んでいるんだな、と感じます。先日、5歳児のクラスからこんな報告が。『イモリの水槽にオタマジャクシとメダカを一緒に入れたら、イモリがオタマジャクシを食べました!でも、メダカは食べません!オタマジャクシがかわいそう!』驚きの大発見と同時に、環境を整え大切に育てること、時には餌として生きている虫やオタマジャクシを与えなければならないこと、などなど小さな命から多くのことを学んでいる子どもたちです。そして、このような体験から命の大切さや、大切な人や物に対する思いやりの心も育ってほしいと願っています。雨が多くなるこの時期、どうしても室内で過ごすことが多くなりますが、室内の換気や手洗い・消毒など衛生管理の徹底に努めながら、安心して子どもたちが活動できる環境づくりをしていきたいと思います。 |