2月園だより 2021/02/01
2月『如月』、暦の上では春。2月は寒さが最も厳しい季節ですが、小さな春の訪れが感じられるようになり、春を心待ちにするこの頃です。 さて、新型コロナウイルスの出現で、日本中がいわゆる『コロナ禍』に巻き込まれてから、はや一年。昨年の今頃に、こんな一年間を誰が想像していたでしょう。コロナ禍でいろいろ制限された中で、子どもたちが充実した毎日を送れるようにはどうしたらいいのかと試行錯誤しながらの一年でした。 年間通じて実施してきた新型コロナウイルス感染症の感染予防や感染拡大防止に取り組んできました。そんな日常のなかで、ふと気づくのが毎年同じ頃に蔓延していた多くの感染症が極端に少なかったことです。現在も、日々欠席の子どもたちは少なく、毎日元気に登園し保育園生活を楽しんでいます。マスク着用、検温、手洗い励行、共有箇所の消毒、換気、3密の回避・・・等々。様々な対策がその要因の一部になっているのではないかと思われます。まだまだ気は抜けませんが、世界中でワクチンが開発され、新型コロナウイルス感染症の恐怖から解き放たれる日も近いのかもしれませんが、今回の惨禍のなかで学んだ多くの事柄をお互いに共有しながら、今後の保育に生かしていきたいものです。 そして、今年度も残り2ヶ月となり、就学や進級に向けての見直しや積み重ねの成果が見られる時期です。友だちとの関りを深め、意欲や好奇心を大切にし、楽しい思い出を作ってほしいと思います。 |