12月園だより 2020/12/01
今年も瞬く間に過ぎていき、あっという間に今年最後の月になりました。保育園の玄関のツリーやトナカイの登場に、子どもたちの笑顔がますます広がる今日この頃です。 さて、今年度は、いくつかのあそびや行事について延期か中止か何度も話し合いをする毎日でした。登園自粛から春、夏、秋の三つの季節が終わろうとしています。「新しい生活様式」での新型コロナウイルス感染防止策の中には意外な良策が隠れており、これからの日常に取って代わりそうなものもあります。子どもたちの大好きなあそびを可能にするための策を講じる中で、場所と時間を分けることで空間的にも時間的にもゆとりが生まれました。 また、季節の行事に関しても、今回の見直しで目的がはっきりとした内容に生まれ変わったものもあります。生活習慣や生活空間の見直し等々。現在、保護者の皆様とご一緒に行う行事を徐々に再開しています。行事を中止せず「3密」を回避しながら行うことは様々な苦労があり、感染リスクに憂慮する日々ですが、反面このような新しい発見にも通じています。経験値が成長に直結する子どもたちの生活を守り、その機会を奪わないこと。そのためには私たち大人が知恵を出し、力を尽くすことをこの機会に学びました。 新型コロナウイルス感染症の影響が今なお続き、冬季になると、さらにインフルエンザ、ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎等も本格的に流行してきます。平穏な日常は必ず戻ってくると信じ、新しい生活様式で身につけたよい習慣とともに、プラス思考で力強く寒い冬に向かっていきたいと思います。 |