9月園だより 2020/09/01
猛暑日の連続で、「この暑さ、いつまで続くの?」と思わずつぶやいてしまう日々が続いています。しかし、子どもたちは暑さにも負けず、夏ならではのさまざまな水あそびや体験を楽しむことができ、たくましさを増したように感じています。 さて、この夏は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、普段できていることができない、あるいは普段必要のないことまでしなければならないという、想定を超えた大変な状況になっています。そのような中で、ほくよう保育園では「今、私たち保育者は子どもたちのために何ができるのか」熱のこもった話し合いが繰り返されました。コロナ禍の中、例年以上に、一つひとつの『あそび』や『行事』そして『日々の生活』と振り返り、見つめ直す機会となったように思います。保護者の皆様に、園での様子を直接見ていただく機会を持つことができない状況下で、インスタグラムの開設と行事用おたよりの配付により「保育の見える化」に努めました。 そしてこれからも、新型コロナウイルス感染症という目に見えない不安と恐怖から、私たちが他者を責め、心を亡くしませんように。今こそ私たちが試されているという事実に気がつき、お互いに助け合える本質的な優しさをもって、この一時を皆で穏やかに過ごすことができますように。平穏な日々が戻ることを祈りながら、子どもたちと未来のために、今を優しく生きていきたいものですね。みんなが自分のもっている力を出し合って、お互いさまで支え合う双方の助け合いが、地域全体に広がっていくこと、少しでも多くの日常が戻ることを切に願っています。 |