降り始めた雨と暗鬱な空を仰ぎながら、各クラスから聞えてくる子どもたちの可愛らしい歌声が『にじ』や『あめふりくまのこ』から「ささのはさ～らさら～」と『たなばたさま』に変わり、季節を感じつつ癒される今日この頃です。

さて、社会はコロナの第２波を覚悟のうえで、医療体制を強化しながら、日常生活を取り戻しつつあります。そして、今。終わりのわからないウイルスを前に、子どもたちの安心・安全な環境づくりに平時以上の労力をかけ、子どもの健やかな育ちを支える保育を継続するための取り組みを進めています。

先頃、保育園ではプール開きが行われましたが、今しばらくは、雨のやみ間の水あそびとなりそうです。

子どもたちの表情が輝きを増す夏。プールに色水作り、泥んこあそびと夏ならではのダイナミックなあそびを楽しみます。子どもたちは、日常の何気ないあそびや生活を通してたくさんのことを学んでいきます。特に幼児期の子どもは感性のアンテナを敏感に張りめぐらせ、心も大きく動きます。心が動いた分、心が動いた方向へ体も頭も動き出します。あそびの楽しさの質、感じ方や学び方は子どもの数だけあり、環境によって変化すると言われます。これからは、夏ならではのあそびを工夫し、暑さに負けない強い心と身体を育んで欲しいと思います。

今後も、感染症対策に関する最新情報や指針の提供を受けながら、一人ひとりの子どもの状況に応じた保育に職員が一丸となって取り組んでいきたいと思います。これからも変わりませず、保護者の皆様のご協力・ご支援をお願いいたします。