2月 園だより 2020/02/03
2月『如月』、暦の上では春。2月は寒さが最も厳しい時期のはずが、例年にない暖冬に、冬をあまり感じることのできないこの頃です。 先日、友だちとぶつかって泣く1歳の子に「どうした?痛かったね。」と優しく声をかけ、手をさしのべ、担任保育士のところに連れて行ってくれた5歳児の姿を見ることができ本当に嬉しく思いました。こんなに幼い子どもたちがいたわりや思いやりの気持ちそして勇気をもっているというのに……。頻繁に伝えられる悲しく痛ましい事件に、あのやさしさと強さはどこにいってしまったのだろうとやりきれないものを感じています。 さて、先日の講演会のなかの『心の力をつけるために』のポイントをご紹介させていただきます。 心の力をつけるために ①安心感をたっぷりと与える(信頼関係) ②生活リズムの見直し(早寝.早起き.食事) ③五感を通してのあそびをたっぷりと、豊かな感動体験を ④こどもができることを 先取りしてやっていないか ⑤物を与えすぎてはいないか ⑥ガードしすぎてはいないか ⑦善、悪、人としてしてはならないこと、言ってはいけないことなど教えるべきことを教えているか ⑧子どものよさを認め、励ましほめているか 今後も、優しさと同時に強い心を身につけられる保育を続けていきたいと思います。 そして2月には、10か月間の保育を振り返り、お子様一人ひとりの成長を確認することのできる個人懇談会を行います。お忙しいこととは存じますが、お出かけいただきますようお願い申しあげます。 |