2月園だより 2018/02/02
2月『如月』、暦の上では春。しかし年末年始より続く積雪に、大人は迷惑顔ですが、子どもたちは、園庭に積もった雪で、雪あそびを満喫しています。 先日、友だちとぶつかって泣く1歳の子に「どうした?痛かったね。」と優しく声をかけ、手をさしのべ、担任保育士のところに連れて行ってくれた5歳児の姿を見ることができ本当に嬉しく思いました。こんなに幼い子どもたちがいたわりや思いやりの気持ちそして勇気をもっているというのに……。頻繁に伝えられる悲しく痛ましい事件に、あのやさしさと強さはどこにいってしまったのだろうとやりきれないものを感じています。 さて、先日の講演会のなかの『心の力をつけるために』のポイントをご紹介させていただきます。 心の力をつけるために ①安心感をたっぷりと与える(信頼関係) ②生活リズムの見直し(早寝.早起き.食事) ③五感を通してのあそびをたっぷりと、豊かな感動体験を ④こどもができることを先取りしてやっていないか ⑤物を与えすぎてはいないか ⑥ガードしすぎてはいないか ⑦善、悪、人としてしてはならないこと、言ってはいけないことなど教えるべきことを教えているか ⑧子どものよさを認め、励ましほめているか 今後も、優しさと同時に強い心を身につけられる保育を続けていきたいと思います。
2月は、一年中で最も寒さの厳しい時期です。子どもたち一人ひとりの健康管理に十分気を配りながら、ゆとりをもって、冬の季節ならではの自然のあそびを満喫したいと思います。 また、10か月間の保育を振り返り、お子様一人ひとりの成長を確認することのできる個人懇談会を行います。お忙しいこととは存じますが、お出かけいただきますようお願い申しあげます。 園長 尾添博美 |