『一人の10歩より10人の一歩』

猛暑復活で、「この暑さ、いつまで続くの？」と思わずつぶやいてしまう日々が続いています。しかし、子どもたちは暑さにも負けず、夏ならではのさまざまな水あそびを楽しむことができ、たくましさを増したように感じています。

さて、「みんなで生きているこの社会で、自分のできることは何でしょう？」の問い掛けから始まった研修会。少し内容をご紹介させていただきます。

職場の職員はさまざまな個性の持ち主です。ある職員は子どもと遊ぶのが大好き、またある職員はお母さんの話しを聞くことが大好き、はたまた部屋の環境構成するのがとても上手などなど。

保育園を利用される方も様々。職員の多様性を認めることが、利用者の多様性を認めることにもつながります。

自分の保育を見つめ、課題を見つけて、課題を意識して学ぶ。こうして個人の力量を高めることはもちろん重要なことですが、一人ひとりが完璧な保育者を目指すのではなく、足りないところはお互いに補い合ってチームとしての力量を高めることによって、保護者にとっても職員にとっても居心地のいい場所になっていきます。というお話しを伺い、このことは保育・子育て・社会全般全てに通ずることだと改めて感じ、『一人の10歩より10人の一歩』を大切にしていきたいと思いました。　

そしてこれからは、みんなが自分のもっている力を出し合って、お互いさまで支え合う双方の助け合いが、地域全体に広がっていくようにしたいものです。園長　　尾添　博美