7月園だより 2024/07/01
梅雨のどんよりとした雲を吹き飛ばすほどの子どもたちの笑い声が園内に響き渡っているこの頃です。雨の合間の晴れた日には、夏の陽射しを感じます。梅雨から夏にかけて、気候の変化を大きく感じるこの時期。子どもたちの体調管理に気をつけながら、今月も元気に過ごしていきたいと思います。 さて、先日は第16回ほくようっこ運動会(2歳児以上)を行いました。昨年は保育園の園庭で行っていましたが、今年は出雲だんだんとまとアリーナでの開催。広々としたサブアリーナで、多くの方の声援を受けながら頑張る子どもたちの姿が印象的でした。運動会では、リレーを4,5歳児で取り入れています。練習初めはバトンの受け渡しもぎこちなかったり、バトンがころころと転がってしまう場面もありましたが、次第に勝負にこだわったり早く走るために髪を切った!など個人的な努力?!もみられるようになっていきました。速く走るために腕を振る!足を前に出す!子どもたちは運動会に向けて担任と一緒に真剣に向き合っていきました。そして、当日、5歳児の男児が「頑張って!」とバトンを渡していました。次の走者も真剣な表情で「うん!」と言ってバトンを受け取り勢いよく走り出しました。その姿は、リレーとは勝ち負けだけじゃなく、一生懸命取り組んでいる今のその気持ちも伝えていく競技なのだな…と胸を熱くさせてくれました。チームみんなで心ひとつに『がんばる気持ち』を伝え合っていた子どもたち。その真剣さに勝っても負けても大きな拍手を送りました。次の日の連絡ノートの感想の中には『終わったあとは○○(お子さんの名前)もなぜか泣いていて。「なんで?」と聞くと「おとうさんやおかあさんがすごいねって言ってくれて嬉しかった。」と泣いていました。』とありました。感情豊かで、これまで頑張ってきたいろいろな思いがおうちの人にも伝わって嬉しかったのだろうな、と思いました。気持ちを伝え合うことの大切さを実感できたほくようっこ運動会でした。保護者の皆様にはお忙しいところ、ご参加していただきありがとうございました。また、多くの感想をいただきありがとうございました。 |