8月園だより 2023/08/01
空にはもくもくと大きな入道雲がみられるようになりました。いよいよ夏も本番です。 園庭のプールからは楽しそうな子どもたちの歓声が聞こえ、キラキラ輝く水しぶきが見えます。ほくよう保育園の夏の風物詩です。 さて、先月から学校は夏休みが始まり、ほくよう保育園に北陽小学校の6年生の子どもたち(希望者)が保育体験に来てくれました。保育園や保育士の仕事に興味を持った6年生さん。その中には、ほくよう保育園の卒園児さんもいて、すっかり成長した姿に見惚れたり、小さい時の面影を見つけて懐かしく思ったり…!保育体験は午前中の2時間で、小さい子のお世話をしたり、一緒にプールに入って遊んだり、泣いている子をあやしたりしてもらいました。保育園の子どもたちも初めは恥ずかしそうにしていましたが、すぐに仲良くなって一緒に遊ぶ姿が見られ微笑ましく感じました。あっという間に2時間が過ぎ、帰る時に「保育園の給食食べたかったな~。」と、つぶやく小学生がいました。保育園の給食に興味を持ったり、懐かしく思ってくれていることが嬉しく、すぐ栄養士に報告をすると「小学生さんが、ランチルームの窓からずっと給食室を覗いておられましたよ!食べたいと思ってくれてうれしいですね。」と話していました。また、小学生さんが書いてくれた感想の中に『あそびが工夫されているなと思いました。子どもたちとおしゃべりをしてよかったです。先生とも話ができてよかったです。前よりも保育士のことが知れてよかったです。』『ずっと前から保育士になりたかったけど、もっとなりたいと思いました。』とありました。子どもたちの素直な感想は、時には保育の振り返りとなり、時に私たちのやる気にもつながっています。 昨年度までは新型コロナウイルスの感染予防のため地域との交流は控えており、小学生保育体験を行うことができなかったのですが、これからは様々な地域の方たちとの様々な交流を再開し『人とのふれあいはあたたかい』と感じられる心豊かなほくようっこが育つ環境作りをしていきたいと思います。また、そのあたたかい人とのつながりを活かし、人とかかわることを楽しいと感じたり、さらには人・もの・ことを大事にする子どもに育つよう努めたいと思います。 園長 三成美紀 |